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乳がんのホルモン療法長期継続によってかえってリスクが高まる可能性がある

30

Sep

 乳がん治療後の生存者で、補助的にホルモン療法を5年以上も継続する場合があります。これは、乳がんによる死亡リスクを低下させる事が既に示されていますから、有益であることは間違いありません。

 しかし、最近の論文(1)によると、エストロゲン受容体(ER)陽性の乳がんであった方で、タモキシフェン補助療法を5年間以上受けた女性は、反対側の乳房にER陽性の乳がんが発生するリスクが60%低下しましたが、逆にER陰性の乳がんが発生するリスクが4.4倍に上昇している事が判明しました。

 補助ホルモン療法は有益ですが、悪性度の高いがんを再発させない為には、ホルモン療法とは作用メカニズムが全く異なる治療法を組み合わせる必要があります。ぜひ、自家がんワクチン療法をご検討下さい。

REFERENCE

1.Christopher I. Li, Janet R. Daling, Peggy L. Porter, Mei-Tzu C. Tang, and Kathleen E. Malone; Adjuvant Hormonal Therapy for Breast Cancer and Risk of Hormone Receptor?Specific Subtypes of Contralateral Breast Cancer. Cancer Res. Published online first on August 25, 2009. DOI 10.1158/0008-5472.