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乳がん:乳房温存手術後の真の再発率

29

Nov

第45回日本癌治療学会総会が10月に京都で開催されましたが、そのう ちの乳がんに関する記事が日経メディカルの"癌Experts"というセク ションに掲載されています。

→ http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/jsco2007/200710/504539.html

 ここには埼玉県立がんセンターで乳房温存手術を受けた患者2234人を 対象に解析された発表が引用されており、
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  観察期間中央値31.6カ月の間に65人に再発がみられ、そのうち残存癌細胞によると考えられる再発は58人、二次癌が発生したと考えられる患者は7人であった。
  この両者で5年生存率を解析したところ、真の再発と考えられる患者の5年生存率は76%であり、二次癌が発生したと考えられる場合では5年生存率は100%となっていた。二次癌が発生したと考えられるグループでは遠隔転移が一例もみられなかったのに対して、真の再発が生じたグループでは遠隔転移が一部でみられたという。
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と記載されております。

 乳房温存手術後の真の再発が2.6%もある場合、再発予防のための術後補助療法は必要と思われます。

 この記事では、発表者の吉田氏による術後「断端陽性の場合は追加切除を行い、放射線照射を行うべき」と述べていますが、断端陽性でない場合(手術が完全に成功している場合)はできるだけ副作用の少ない方法が望ましいのはいうまでもありません。

 初回術後、あるいは再発後の術後には、摘出組織を抗原として原料に使えるため、重篤な副作用が認められていない「自家がんワクチン」を適用することは選択肢の一つとなると思われます。