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全く治療しない場合の末期乳がんの生存期間

23

May

わが国でも乳がんの発生頻度は高く、がん分野でも大きな割合を占めています。その治療法もどんどん発達しており、現在では全く治療しない"無治療"患者となることは考えられません。

 しかし、再発・転移している症例に対しても、副作用を省みず積極的に強い化学療法を適用することの是非は議論のあるところです。

 この観点から情報発信を続けているブログ、
  → http://umezawa.blog44.fc2.com/
で、「均一治療」の項(2007/05/14)で紹介されていますが、UASオンコロジーセンター・植松稔先生が執筆された読売新聞のコラムに、
  → http://www.uas-oc.com/column061221.html
乳がんのしこりがすでに皮膚を食い破っている例が7割もいる末期がん患者群で、治療法が全くなかった19世紀の250例の生存率カーブが掲載されています。

 驚いたことに、このような末期症例群でも、"無治療"で生存期間中央値(MST)は約3年もあるのです。

 もちろん現代では、最末期でも5年生存率が48%もあるのですから、化学療法に意味がないわけではありませんが、それにしても"無治療"でさえMSTが3年もあるというのは、乳がんは最末期であっても比較的ゆっくり進行することを表しています。

 ここに、「末期でも、強い化学療法に入る前に、自家がんワクチン療法を試みる時間的余裕は十分ある」、と考えられます。

 当社のホームページに、これまでの乳がん症例報告を掲載しております。中には緩和ケア病棟(ホスピス)からさえ退院してきた症例もあります。
 こちらです  → http://www.cell-medicine.com/cases/report/nyugan.html

 どうか、これらのホームページのデータを考え合わせて、治療計画を医師と相談されるにあたり、副作用が問題にならない自家がんワクチン療法の、"強い副作用のある化学療法開始前の中間挿入"をご検討下さい。通常のホルモン療法や抗体療法とは同時併用も可能ですから。