よくあるご質問と回答
自家がんワクチンの具体的な治療法
17 もし1回目のDTH反応テストで陽性となった場合、がんワクチンを受けても効果は無い(変わらない)ということになるのでしょうか、(1回目のDTH反応テストで陽性となることはありえるのでしょうか)。
1回目のDTH反応テストで陽性になることは多くありません(陽性となることは体内にすでにがん細胞を認識でき殺せるキラーT細胞が出来ていることを示唆しますが、それならば、がん組織に育つはずはないと推定されるからです)。しかし、それでもテストするのは、予想外の過敏反応がないことを確認しておきたいからです。
ただし、たまに1回目のDTH反応テストで陽性になる方がおられます。例えば、口腔がんの患者さまの場合は、がん組織の中にまで口内細菌が入り込んでいるため、1回目の免疫反応テストから陽性でした。しかし、これは口内細菌に対する免疫反応で、口腔がんに対する免疫反応ではないと考えられます。
また、1回目のDTH-1反応テストでは陰性だったにもかかわらず、ワクチン接種後、DTH-1反応テスト注射部位に紅斑が現れ、2回目のDTH-2反応テストを待たずに陽転してしまうことがあります。これは1回目のDTH-1反応テスト注射部位にまだ残っている固定がん組織に対して、早くも体内で強い細胞性免疫が成立してしまったことを示唆しております。決して異常な現象ではありませんので、ご心配は無用です。
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