よくあるご質問と回答
がん免疫療法と自家がんワクチン療法
5 「自家がんワクチン」とは、どんなものですか?
原料は患者様自身のがん組織をホルマリン固定したものです。細かく砕いた固定がん組織断片に免疫刺激剤(アジュバントと言います)を混ぜ、注射用生理食塩水に懸濁したものが「自家がんワクチン」です。
アジュバントは、免疫細胞を強く刺激する物質群の総称で、刺激を受けた細胞は他の種類の免疫細胞を刺激する活性成分を放出するようになります。その活性成分がさらに別の免疫細胞を刺激し、次々に免疫反応を活性化する作用があります。アジュバントには多数の種類があって、昔から最も有名なものにフロイントの完全アジュバント(鉱物油に結核菌などの死菌を混ぜたもの)があります。しかし毒性が強く注射部位に壊死を起こすという欠点があります。
自家がんワクチンのアジュバントには、マイルドに働くよう、日本人なら誰でも一度は注射されたことがあるツベルクリンなど、広く使われている安全なものを使っております。
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