ドクター通信
149 ネオアジュバント療法前後の乳がん細胞の変化
11
Sep
ネオアジュバント療法が多用される手術対象の乳がんで、療法前後でがん細胞の性質がはっきりと変化することがあるというニュースが、今月4日にASCOを通じて流されています。もとのデータはワシントンDCで開催された2008 Breast Cancer Symposiumで発表されたものです。
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http://www.asco.org/ASCO/News/Cancer+News?&reuterview=detail_view&reutersid=11348
HER2陽性乳がん(143例)を術前に「trastusumab (Herceptin)+抗がん剤」で治療しますと約半数でCRとなり術後病理診断ではがん細胞が見つかりませんが、CRとならなかった23例中7例(30.4%)では、
HER2-negativeに変化していたそうです。
上記のようなネオアジュバント療法抵抗性の乳がんの場合でも、術後にがん細胞が組織中に残っていれば、HER2-negativeであっても他のがん抗原は含まれていると推定できます。この利用をぜひお考えいただければ幸いです。








