ドクター通信
124 肝細胞特異性の高い新規MRI造影剤
07
Mar
2月22日の日経メディカルの「癌Experts」に、「肝細胞癌スクリーニングに新たなMRI造影剤登場--血流と肝機能の両面から評価」とのニュースが掲載されています。
→ http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200802/505562.html
これは、MRI用造影剤の「マグネビスト」にエトキシベンジル基を導入して肝細胞への特異性を持たせた(したがって正常の肝細胞機能を失った肝癌細胞ではネガティブな特異性を示す)「プリモビスト」の紹介記事です。
造影剤によるダイナミックMRIはダイナミックCTに比べて感度が高く、しかもMRIには放射線被曝がないという特徴があります。
現在、特定の正常細胞特異性の高いMRI造影剤の開発競争が熾烈になっていると思われますが、MRIが汎用されている脳腫瘍・肝癌以外にも、今後は、その薬剤を集積しないというネガティブな特異性を持つ各種のがん細胞を高感度で検出できるMRI画像診断法が登場してくると思われます。








