ドクター通信
118 (1) インドアでの日焼けは発ガンの危険性を高める
(2) 皆のためのデータ取得優先か vs. 個々人の治療優先か:米最高裁、判断を回避
22
Jan
(1) インドアでの日焼けは発ガンの危険性を高める
インドアの日焼け施設(日焼けサロン)を利用して褐色の肌を誇示するというファッションが毎年夏の始まる前に若者の間で流行りますが、これは、35歳以下では皮膚がん発生のリスクを98%に高めるという報道が出ました。
→ http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/SYD1267.htm
たった一度の日焼け施設利用でもこのリスクは22%となるそうですので(Queensland Institute of Medical Research)、オーストラリアでは特に問題になりそうです。
(2) 皆のためのデータ取得優先か vs. 個々人の治療優先か:米最高裁、判断を回避
1月8日発信のドクター通信 from セルメディシン No. 117で本件の話題を提供しましたが、米最高裁は1月14日、標記の点について判決を出さないという決定をしたとのことです。ということは間接的に控訴審の結果(現在のFDAのやり方:皆のためのデータ取得を優先し、承認までの長い長い道のりを待つべし)を支持したことになります。命つきるまでに待てないがん患者にとっては厳しいものとなりました。
原記事がこちらに出ています。
→ http://news.yahoo.com/s/ap/scotus_experimental_drugs
REFERENCE
1. B. L. ベンダリー、「治験薬と患者の権利」、日経サイエンス2008年2月号、pp. 60-68.








