ドクター通信

115 世界のがん死者数-2007年推定値 

25

Dec

(1) 世界のがん死者数-2007年推定値 

 ロイター通信から、アメリカ癌学会に電話取材で得た2007年の世界のがん死者数の推定値が報道されています。

→ http://today.reuters.com/news/articlenews.aspx?type=healthNews&storyid=2007-12-17T052342Z_01_N16330649_RTRUKOC_0_US-CANCER-WORLD.xml 
 それによれば、がん死者の総数は760万人となっています。このうちタバコが大きな原因となっている肺がんでは、男性が975,000人、女性が76,000人、また、465,000人の女性が乳がんで死亡すると推定されています。

 これらの推定値はWHOの一部門のInternational Agency for Research on Cancerの調査に基づくもので、このうち15%は感染症が原因とされており、胃がんではHelicobacter pylori、子宮頸部がんではhuman papiloma virus、肝がんではhepatitis virusによる問題が大きいことがわかっています。

 毎日、世界で2万人ものがん死者がでていることになりますが、人間が増えれば増えるほど長生きすればするほどがんとの戦いは宿命的なものとなりそうです。