ドクター通信
039 第4回日本臨床腫瘍学会の話題から
24
Mar
この学会は腫瘍内科医が中心のため、がん免疫療法が大きな話題として取り上げられることはありませんが、抗VEGF抗体医薬アバスチン(bevacizumab)と抗癌剤との併用効果の確認が現状では議論になっていました。
日本では、大腸がんを対象にした治験でFOLFOX法との併用効果確認試験が進行中で、研究上ではbevacizumab + cetuximabの併用効果が検討されている段階です。
がん化学療法の専門医認定をおこなっていますが、今回は47名誕生したそうです。
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* JA尾道総合病院:乳癌について新しい臨床研究を計画
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JA尾道総合病院(広島県尾道市)では、これまで「自家がんワクチン療法」を実施して参りましたが、乳癌の術後補助療法としての効果を学術的に検証するため、CTC(circulating tumor cells)をマーカーとして、新しい臨床研究を4月中旬からスタートさせることになり、このほど倫理委員会承認を得ました。
昨年、セルメディシンニュースNo. 36 (2005.8.17発信)で、
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ご存知ですか? がん"完治"後、20年以上も
がん細胞が血中をめぐっていることを
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というニュースをお送りしましたが、乳癌、肺癌等では良く知られている現象です。"完治"したはずなのに長年たってから再発してくる原因だと考えられております。
乳癌で転移があった症例では、最近可能となった(株)SRLの検査法でも40-50%の方で血中がん細胞が発見されます。ただし、この方法は、原発性乳癌の術後症例ではCTCがほとんど検出されないとのことで、検出感度上の懸念があります。
既報の論文(Meng S, et al., Clin Cancer Res 10:8152-62, 2004)では、術後7年以上再発していない乳癌患者の血中で、36例中13例(36%)で乳癌細胞を検出しており、Pachmannの簡便法では92%の乳癌・肺癌術後症例の血中に上皮性細胞が検出できるといわれているからです(Clin Cancer Res 11:5657-58, 2005)。
今回の臨床研究は、自由診療(有料)で「自家がんワクチン療法」の受診を希望される方を対象にしており、自家がんワクチン療法の前後に、血中がん細胞の有無について血液検査を行うというものです。








