がん治療:最新の視点
   ドクター通信アーカイブ

    (最新号 → No.151, 2008.10.01




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がんの手術を受けた方、これから手術を受ける方 のために

“がんは切っても捨てないで下さい。それが自分のがんとたたかう武器になります!

がんの再発防止・転移予防・微小がん治療のため、ほとんど副作用がない
自家がんワクチン療法を推進しています。
ここをクリックしてください。 トピックスはこの下方です。

キーワード: がん免疫療法、がん治療、癌、ガン、ワクチン、腫瘍、自家がんワクチン、癌ワクチン、
autologous, formalin-fixed, tumor, cancer, vaccine, immunotherapy
*** English Pages → Click

患者様自身の摘出組織を病院から返却してもらうためには → こちらです
ホルマリン漬けのがん組織、パラフィンブロック中のがん組織も役立ちます。

 

●  宮崎県都城市・藤元早鈴病院でも自家がんワクチン療法を開始
   (2008.10.06)

 宮崎県都城市の藤元早鈴病院は、「日本がん治療認定医機構・認定研修施設」の資格を取得しており、病床数は330床、PET診断装置、サイバーナイフ、ガンマナイフ、リニアック、64チャンネルCT、脳磁計、高気圧酸素治療装置等の先進的な医療機器群があります。これらは各県にある大学病院でも現時点で全てそろえることは難しいとされているもので、非常に充実した診療体制を構築しています。
  このほど、自家がんワクチン療法を開始しました。

  社団法人 八日会 藤元早鈴病院
   理事長 藤元登四郎
   診療科:脳神経外科センター、ガンマナイフセンター、整形外科、
    眼科、総合リハビリセンター、麻酔科、皮膚科、老人性痴呆疾
    患センター、透析室、神経内科、新生児医療センター、歯科口
    腔外科、消化器科、精神科、心臓血管外科、泌尿器科、外科、
    循環器科、地域リハビリテーション広域支援センター、内科、
    耳鼻咽喉科、産婦人科、呼吸器科、リハビリテーション科、放
    射線科  
   〒885-0055 宮崎県都城市早鈴町17街区1号
   【JR日豊本線・西都城駅よりタクシー5分】
   TEL: 0986-25-1313
   FAX: 0986-25-3950
   ホームページ: http://www.fujimoto.or.jp/hayasuzu/homepage.htm

●  社員募集
   (2008.10.01)

 セルメディシン株式会社では、2010年3月卒業予定の方向けに、社員募集を行っております。

  私共がかかげている企業理念は、
***********************************************************

 セルメディシン株式会社は、生命に資する研究開発を愛し、新しい
概念に基づく技術を通じて人間生活に直接役に立てる喜びを共有す
る智恵ある者達によって設立維持される。セルメディシン株式会社は
新たな腫瘍免疫療法を開発し、世界に普及することによって、癌の
恐怖から人々を解放し、もって人間の健康と日常生活に大いなる改
善をもたらすことを目的とする。


***********************************************************

というものです。

当社の現在の事業項目は、
 1)自家腫瘍ワクチンの製造・開発
    事業名「自家がんワクチン」
    当社の第1事業の状況については、「自家がんワクチン」専用ホームページ
    ご覧下さい。有効症例がますます増えています。
 2)その他、免疫療法・細胞培養法の応用技術開発

 この趣旨に賛同して一緒に働いてくださる正社員若干名を、募集します。募集要項は、「修士卒向け」、「学卒向け」の2種類があります。詳しくは → こちらをご覧下さい。

 会社案内は → こちらをご覧下さい。

●  BioJapan2008に出展します
   (2008.09.24)

 日本におけるバイオ産業関係の最大の展示会に発展してきた 「BioJapan2008」 は、今年は10月15,16,17日の3日間、横浜の大型展示会場「パシフィコ横浜」で開催されます。

 多数のシンポジウムやノーベル賞受賞者の講演会も予定されていますが、最も重視されているのは、実用性のある先端技術を持ち寄り、世界を相手に技術取引をしようという商業展示会です。

 そのため、欧米をはじめ世界各国のバイオクラスターや本邦のバイオクラスター、大学、研究所群も大量に出展します。学会発表とは異なり、実用性のある先端バイオ技術群が今どのような状況にあるかをまとめて知るには非常に良い機会と思います。

 弊社では、この中の「首都圏バイオネットワーク」の一角 (Booth no. B-281) に展示を行いますので、ぜひお立ち寄り下さい。展示会の無料チケットは弊社に余分にありますので、必要な方はご遠慮なく当社までメールにてご連絡願います。
         → 

 BioJapan2008の詳細情報はこちらにあります。
         → http://expo.nikkeibp.co.jp/biojapan/

●  滋賀県草津市・竹岡診療所 でも自家がんワクチン療法を採用
   (2008.08.29)

 滋賀県草津市は琵琶湖の東岸にあり、石山寺に近く、草津宿本陣がおかれた由緒ある地ですが、ここの竹岡診療所でも、9月1日より、「自家がんワクチン療法」を開始します。ここは基本的には保険診療を行っていますが、がん患者様のために各種の自由診療も行っています。

 竹岡診療所
  院長  竹岡秀実
  診療科:内科、皮膚科、免疫療法
   〒525-0034  滋賀県草津市草津2丁目12-27たかおビル2F
   【JR東海道本線草津駅より徒歩12分
  TEL:
077-567-5211、FAX: 077-567-4881
  ホームページ: http://www.eonet.ne.jp/~takeoka2008/index.htm

●  第5回がんワクチン療法研究会・発表申し込みの〆切が近くなりました
   (2008.08.26)

 第5回がんワクチン療法研究会学術集会が、今年も東京にて開催されます。現在、演題募集中ですが、まもなく〆切となります。

  がんワクチン療法研究会(Association of Cancer Vaccine Therapy (略称:AsCaVaTh))は、平成16年11月20日に設立されました。会則に“がん免疫療法の一つである「がんワクチン」の臨床応用法の開発によって、がんを征圧することを目的とする。”とありますように、「がんワクチン」の臨床応用法の開発が主体となっている小型の研究会です。

  研究会の事務局は筑波大学陽子線医学利用研究センターにあります。

  大規模な学会できれいに整った内容を発表する場合とは異なり、がん症例の1例1例を大事に検討し、「がんワクチン」を含めた、臨床現場で実際に役立つがん治療法の開発を目指しています。

  「がんワクチン」に関係する発表内容をお持ちの方は、どうか遠慮なくご応募願います。1例報告も歓迎しています。

  応募要領や、抄録の投稿は、こちらからどうぞ。もちろん入会も受け付けています。
   →  http://www.ascavath.org/

●  長崎県・波佐見病院 でも自家がんワクチン療法を開始しました
   (2008.08.08)

 佐世保市に隣接し、長崎空港から比較的近い波佐見町にある波佐見病院では、従来から各種の免疫療法・代替療法を試みてきましたが、このほど「自家がんワクチン療法」を採用しました。ここは病床数154床の病院です。

 波佐見病院
  院長  岡ア敏幸
  診療科:内科、外科、免疫療法・代替医療、泌尿器科、整形外科、皮膚科、眼科
  〒859-3726 長崎県東彼杵郡波佐見町稗木場郷792-1
   【佐世保市三川内より車で10分、JR大村線・川棚駅より車で15分、川棚バスセンターより波佐見病院前下車
  TEL:
0956-85-7021、FAX: 0956-85-7022
  ホームページ: http://www6.ocn.ne.jp/~hasami.h/index.html

●  医療モバイルサービスに規制緩和
   (2008.07.25)

 この7月10日より、CT車、MRI車、PET車等の病院向け医療モバイルサービスに関して規制緩和が行われました。
  このニュースは「ドクターネット メールマガジンサービス」
http://www.doctor-net.co.jp/>を通じてもたらされたものです。

 周知のようにCT, MRI, PET等はうっかり導入すると病院経営を傾けるといわれるほどの非常に高額な診断機器です。欧米では車載化されたものがかなり普及していますが、本邦では、病院施設構造の変更届けの手続きが煩雑で、ほとんどが院内設置の据え置き型になっています。

 今回の規制緩和によって、中小規模の病院でも高額医療装置を医療モバイルとして共同利用することにより、設備投資を行わずに高度医療が行う事が可能となりました。

 患者様にとっては、より生活の場に近い医療機関で、大病院の混雑を避けて受診できるという福音となります。がん治療の現場にもやがて大きな影響となって現れることと思われます。

 詳細は、→ http://www.freeill.co.jp/pdf/press_080711.pdf

に出ています。

●  東京・赤坂アンチエイジングクリニック でも自家がんワクチン療法を開始しました
   (2008.07.07)

 赤坂アンチエイジングクリニックの院長・森吉臣先生は、アンチエイジングの専門医であると同時に、独協医科大学越谷病院病理部教授を勤め上げ(現在は、独協医大名誉教授)、専門知識を生かした「ガン統合医療外来」を開設しています。

 赤坂アンチエイジングクリニック
  院長 森 吉臣
  診療科: アンチエイジング内科、美容皮膚科、点滴外来、ガン統合医療外来
  〒 107-0052 東京都港区赤坂7-9-7 Mビル2F
  【東京メトロ千代田線・赤坂(7番出口右折) 徒歩3分

  TEL: 0120-1222-48、03-3585-1211、FAX: 03-3585-1270

  E-mail: infoa3-clinic.com
 (*を@に換えてメールして下さい)
  ガン治療専用ホームページ:http://www.rejuveclub.net/

●  北海道新聞に「がん免疫療法のパイオニア・セルメディシン株式会社」の新聞広告が掲載されます
   (2008.06.20)

 北海道道東地区では、釧路市・高柳クリニック にて「自家がんワクチン療法」が受診可能となりましたので、北海道新聞・道東版に、弊社の広告が掲載されます。

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     “がん”は切っても捨てないでください。
    それが自分のがんとたたかう武器になります。

     がんの手術を受けた方、これから手術を受ける方
     のために

     (弊社の住所、連絡先、ホームページアドレス)
  --------------------------------------------

というシンプルなものです。広告掲載日は、北見地区が6月27日(金) 、釧根地区が6月30日(月)の朝刊です。北海道新聞・道東版をお読みの方は、ご注目いただければ幸いです。

●  選択肢が多数あることを患者様に知らせるには
   (2008.06.02)

 先週、あるがん患者様のご家族からの質問メールの中に、

  「このままの状態では、余命は最悪の場合3ヶ月とも言われております。」と述べられた後に、

        ---------------------------------------
  癌で苦しんでる患者は長年死との恐怖と闘っております。その姿を私達家族は励ます事しか出来ず、こうして他の治療法を必死で探す術しかありません。それぞれの病院ではその病院で持ってる最善の治療をして下さってる事は十分承知しておりますが、今回、ネットで調べてみると研究半ばではあると思いますが選択肢は沢山ある事を知りました。
  この選択肢を情報として主治医は患者に知らせて下さってもいいのではないでしょうか…と、思ってしまいました。
  全国各地何処に住んでいても公平な医療が受けられる医療会のネットワーク作り、患者中心の考え方で再編される事を希望致します。
        ---------------------------------------

と記述されておられました。このような「3ヶ月宣言」だけで患者様を放り出す病院はまだ非常に多いと思います。

  このニュースをお読みの方は、もちろん保険外の診療方法が多数あることをご承知のことと思います。しかし周囲の医師の先生方や患者様はどのようにお考えでしょうか。

  その情報をお知らせする「適切なタイミング」はなかなか判断の難しいところかとは思いますが、保険外の診療方法とその情報があることを、周囲の医師の先生方や患者様にも前向きに活用していただくようにするにはどうすればよいか、読者の皆様には、ぜひお智恵を弊社に賜りますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。

 連絡先は、こちらです。できれば、e-mailでお願い申し上げます。
   セルメディシン株式会社
   E-mail: tkb-lab*cell-medicine.com (*を@に換えてメール願います)
   TEL: 029-828-5591、FAX: 029-828-5592
   〒305-0047 つくば市千現2-1-6-C-B-1

● 患者様とご家族のための「銀座並木通りクリニック勉強会」のご案内
   (2008.05.20)

 銀座並木通りクリニック(院長・三好立先生)では、がん患者様とご家族のために、「最新の脳腫瘍治療法」と「体にやさしい抗がん剤治療法」について、わかりやすく解説する勉強会を開きます。
          詳しくは → こちらです

 日時:7月5日(土) 14:00〜
 会場:東京・銀座並木通りクリニック
     (ご注意) 参加申し込み多数の場合は、会場が変更されることがあります。必ずキャンサーフリートピア事務局にご確認下さい。
 参加費: 無料(要・予約
 申し込み・問い合わせ: キャンサーフリートピア事務局
   TEL: 03-3562-7775
   E-mail: cftopia*cftopia.com  (*を@に換えてメールして下さい)

● 今年の米国癌学会の話題から
   (2008.05.04)

 今年の4月12-16日に、サンディエゴで開催された米国癌学会 (AACR2008)で出ていた話題から、がん免疫療法関係についてお届けしま す。

 がん組織中に、メモリーT細胞が蓄積している患者ほど長生きしていると報告されています。日本の奈良医科大からは、胃がん(ポスター#262)と食道がん(ポスター#263)で、がん組織中にCD45RO+hiのリンパ球が蓄積している症例では、D45RO+loの症例に比べ、5年生存率 54.1% vs 30.8%となったとのことです。

 フランスの大型研究所INSERMからは非小細胞性肺がんで同様な報告がされました(シンポジウム#SY03-02)。がん組織中に免疫反応の形跡があるほうが経過が良い、というこれらの結果は、「大腸がん-病理診断よりも免疫細胞集積の方が予後を占う」という有名なGalonの論文(Science 313: 1960-1964)と趣旨は同じです。

 骨髄からできる白血球数を減少させてしまう程の強力な化学療法では、患者様の免疫能力も減少させてしまい、がん組織中に残せるはずのメモリーT細胞も消えてしまうおそれがあります。

● 千葉県柏市・おおたかの森病院 でも自家がんワクチン療法を開始しました
   (2008.04.26)

 つくばエクスプレス/東武野田線沿線からの患者様からの問い合わせがこれまで多数ありましたが、このほど、流山おおたかの森駅 に近いおおたかの森病院にて、自家がんワクチン療法を開始しました。ここは133床の二次救急指定病院で、毎週金曜日、がん免疫療法の専門家中の専門家が外来を担当します。

 おおたかの森病院
 院長  松倉 聡
  診療科:内科、呼吸器内科、アレルギー科、リウマチ内科、
  循環器科、神経内科、小児科、消化器外科、肛門科、
  肝・胆・膵外科、心療内科、脳神経外科、整形外科、眼科、
  泌尿器科、リハビリテーション科、心臓血管外科、救急科、
  骨軟部腫瘍・外傷外科、透析科、麻酔科
   〒277-0863 千葉県柏市豊四季113
   【つくばエクスプレス/東武野田線・流山おおたかの森
    よ
り徒歩7分 】
   TEL: 04-7141-1117(代)
   FAX: 04-7141-1116
   ホームページ: http://www.otakanomori-hp.com/

● 提携医療機関の名称変更について
   (2008.04.26)

  京都市のルイ・パストゥール医学研究センターでは、附属診療所の名称を「百万遍クリニック」に変更しました。診療内容は従来とかわりありません。 (2008.03.17)のニュースを参照願います。

  北海道釧路市・高柳眼科は、診療内容を拡大し、名称を「高柳クリニックに変更しました。 (2008.01.31)のニュースを参照願います。

● 名古屋市名東区 照が丘クリニック でも自家がんワクチン療法を開始しました
   (2008.04.07)

 名古屋市名東区・藤が丘駅に近い照が丘クリニックでは、このほど「自家がんワクチン療法」を開始しました。照が丘クリニック 一般外科、消化器外科の外科系の診療が主力です。
 院長の舩橋克明先生は、 名古屋市立大学分子医学研究所で、自ら免疫病理学の実験を手がけ、博士号を得られた経歴をお持ちです。

 照が丘クリニック
 院長 舩橋克明
  診療科:内科 外科 小児科 循環器科 消化器科 肛門科 人間ドック
   〒 465-0042 名古屋市名東区照が丘61 
   【地下鉄東山線藤が丘駅より徒歩5分、東名・名古屋インターより車で5分
   TEL: 052-772-5131
   ホームページ: http://www.terugaoka.com/index.html

● 「なくすべきは患者間格差」--がん難民についての意見記事がでています
   (2008.03.25)

  3月7日付けの朝日新聞の朝刊に、銀座並木通りクリニック院長・三好立先生の「がん難民」に関する意見記事が掲載されました。その骨子は、
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 従来、メディアで取り上げられる「がん難民」とは、がんの「標準治療」を受けられないために病院を渡り歩く患者の方々を意味していたが、標準治療は日本全国に広がっており、もはやこの定義はあてはまらなくなっている。いまや、真の「がん難民」とは、標準治療では治癒不可能な5割の患者で、それに必要なのは一律の治療ではなく、個々の事情、価値観、人生観に応じたオーダーメードの治療やケアである。
---------------------
となっています。

 詳しくは転載されていますので、ぜひご覧下さい。
  → こちらです
 
すぐに表示されないときは、 → ここから入れます

 また、“がん免疫療法”について、患者様の目線にたった三好先生による非常にわかりやすい解説もご覧下さい。
   → こちらです

● 京都市 ルイ・パストゥール医学研究センター附属診療所 でも自家がんワクチン療法を開始しました
   (2008.03.17)

  京都市の百万遍交差点のすぐ近くにある(財)ルイ・パストゥール医学研究センター附属診療所で、このほど「自家がんワクチン療法」を開始しました。

 ルイ・パストゥール医学研究センターは、かの有名なフランスのパスツールにちなんで設立された文科省管轄の財団法人で、インターフェロン研究では本邦を代表する伝統ある研究センターです。ここには附属診療所があり、「がん免疫療法」のメッカを目指して体制を強化しています。すでに、がん患者のナチュラルキラー細胞をインターフェロンで活性化し体内に戻すという「イフナンク(IFNANK)療法」を確立し実施しています。

 附属診療所では、総合病院に劣らないCT、MRIを初めとする高度の診断機器類をそろえており、人間ドックには免疫機能検査を充実した免疫ドックコースもあります。また、すばるクリニック・伊丹仁朗先生による「生きがい療法」もここで受診できます。

 (財)ルイ・パストゥール医学研究センター 附属診療所
  センター理事長 片山傳生
  診療科: 総合内科 (消化器、 循環器、 呼吸器)  放射線科
        専門外来 (漢方外来、 腎臓外来)
        特殊外来 (がん闘病相談 ・ 生きがい療法)
        自由診療: がん免疫療法
        人間ドック
   〒 606-8225 京都市左京区田中門前町103-5
   【JR京都駅から市バス17系統・206系統 (所要約35分)百万遍下車、北へ約200m、
    京阪電車 出町柳駅下車、叡電口から東へ約800m (徒歩約12分 ) 】
      TEL: 075-791-8202(外来受付窓口)
      
FAX: 075-705-0025
  E-mail: info*louis-pasteur.or.jp (*を@に換えてメールして下さい)
  ホームページ:http://www.louis-pasteur.or.jp/index.html

● 外科の立場からがんワクチンを評価
   (2008.03.12)

  外科では権威ある学術雑誌Br. J. Surgeryの2007年12月号に、「がんワクチン」に関する短い評論がスェーデンのカロリンスカ研究所から出されています(Kiessling R, Choudhury A. Cancer vaccines. Br. J. Surgery, 94, 1449-1450, 2007.)。

 まだ証明されていない点も含めて非常に大胆な見方を提示していますが、世界中で研究されている各種のがんワクチンを含めて、「どのがんワクチンも大きな残存がん組織を目に見えるほどはっきりと縮小させる効果はないものの、延命効果と生活の質(QOL)の改善効果が見られる」と評価しています。

 “延命効果と生活の質(QOL)の改善効果”については、従来型の癌の化学療法ではむしろ弱点となっています。

 カロリンスカ研究所といえば、スウェーデンのストックホルムにある医科大学で、医学系の単科教育研究機関としては世界で最大といわれており、ノーベル賞の生理学医学部門の選考委員会があることで有名です。カロリンスカ研究所の多くの教授がこの委員会のメンバーなのです。

 世界では、免疫学の研究者だけではなく、ついに外科でもがんワクチンについて前向きに検討する時代に入ったと感じられます。今後もご注目下さい。

● 北海道医療新聞に自家がんワクチン療法について掲載されました
   (2008.02.22)

  本日、北海道医療新聞に、札幌の小笠原クリニック附属外来プラザで自家がんワクチン療法を開始することが報道されました。4面に大きく写真付きで紹介されています。

  小笠原クリニックについてはこのページの (2008.01.25)の項をご覧下さい。札幌近辺在住の患者様には便利と思います。

● 大腸がんの術後補助化学療法でかかる費用と予後予測
   (2008.02.19)

  がんの手術後に行う補助的な化学療法について、一般に費用はどのくらいかかるものかは意外に気にされていないかもしれません。しかも手術が成功して完治した場合の切除後の補助療法段階では、健康保険も有効ですから安価に済むのではないかと漠然と考えられていると思います。

 このほど、大腸がんステージV症例で、治癒切除後、再発抑制を目的とした場合の治療として、「5−FU+ロイコボリン(点滴静注)」を基本としたとき、半年間の標準的総薬剤費は60万円になるとの発表が大腸癌研究会でありました。保険が効いて患者様負担はこの3割とはいえ、1年間なら36万円です。

 また、「UFT+ロイコボリン」に変更した場合は半年間で118万円(患者様負担は35.4万円、1年間なら70.8万円)、さらに「カペシタビン」(ゼローダ)に変更した場合は半年間で54万円(患者様負担は16.2万円、1年間なら32.4万円)だそうですが、カペシタビンの場合は、特徴的な副作用があり、致命的ではないものの、手足の痛みによる手仕事困難・歩行困難によりQOL低下や就労に差し支える場合があるという手足症候群が知られています。

 術後の補助的治療という限定的な目的とはいえ、化学療法も相当の費用にのぼり、頻回の通院や副作用もあわせて考えると、医療経済的にも患者様にとっては決して楽なものではないと思われます。

              ******

 さて、上記と関連する
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  大腸がん-病理診断よりも免疫細胞集積の方が予後を占う
  xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
という話題があります。
  (論文は→ Galon J et al.: Type, density, and location of immune cells within human colorectal tumors predict clinical outcome. Science 313: 1960-1964, 2006.)

 「5−FU+ロイコボリン(点滴静注)」、「UFT+ロイコボリン」、または「カペシタビン」は、どちらかといえばおだやかな方の化学療法に属するとされています。しかし、長期間の連続使用の影響は個人差が大きく、単純ではない場合があります。患者様自身の免疫力にそのまま抗がん剤療法を続けていっても影響が出ないかどうかについては、慎重に検討する必要があると考えられます。

 

 
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